SD研修会を実施しました(10月27日)

本年41日付委員会改編に伴い、旧IR室は「IRSD推進室」としてスタートしました。

この度、IRSD推進室としては初めてとなる、SD研修会を開催いたしました。SDに関する事業は旧FDSD委員会から継承したものですが、コンセプトは従前と変わらず、教職員(主に事務職員)の資質向上を目的としています。

今回は大学経営論および職員論の第一人者である、日本福祉大学学園参与・元桜美林大学大学院教授の篠田道夫先生により、「コロナ禍での大学発展戦略を担う職員の役割と育成」をテーマにご講演いただき、本学教職員19名(教員5名、事務職員14名)が参加しました。

篠田先生の著書「大学改革の処方箋」(東信堂刊、2020年)を基に、コロナ禍において求められる職員像、大学改革の手法、人材育成の手順などについて、社会情勢を交えながらお話しいただきました。参加者からは、「大学職員の企画・運営への関わりの重要性については理解していたつもりであるが、今日の研修を受け再認識することができ、また、全職位の方が講演を聞いて意識を高めることができたのではないかと思う。」、「自分の大学をどれだけ知っているか、というところにハッとさせられた。自己点検も自分に該当するところしか読まない。中長期計画も同じく。改めて、今後の大学の目標について自分自身意識して仕事することが大事だと気付いた。」、「企画運営はその立場でないと難しいと思っていたが、プロジェクトという形で企画する方法もあるとわかった。」などの感想が寄せられ、盛会裏に終了しました。