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実習では、多様な視点を持って看護を行い周りの方々との関係性も重要だと気付きました。

看護学部看護学科 4年生

古賀 友梨香 さん

福岡県立 朝倉高等学校出身

実習前には事前準備として領域ごとに課題があります。私はその事前課題に一生懸命取組み、実習に臨みました。また、実習が始まる前日や実習中の夜には、明日実行するリストをノートに書いてイメージトレーニングを行っていました。そのおかげで実習の緊張が緩和し、限られた実習時間を有効に使うことができました。
実習では、受け持たせていただいた患者様のバイタルサイン測定(体温・脈拍・呼吸・血圧・意識レベルなど)やフィジカルアセスメント、コミュニケーションを通して患者様がどのような状態にあるか評価していきます。そして患者様の問題点を改善するために、看護計画を検討・立案し、実施していきます。実習に行く前は看護師と患者様との関係を重視していました。しかし、実習を通して患者様だけでなく、ご家族、医師、理学療法士など、多職種のスタッフとの関係がとても重要だということに気が付きました。多様な視点を持って看護を行っていくためには、患者様はもちろん、患者様に関わる方々とも良好な関係性を築いていくことが必要だと思いました。

初めての実習では、最初はカルテの情報ばかりを頼りにして、実際に患者様のもとへ行く時間が少なかったと反省しています。患者様と直接関わっていく中で得た情報が一番大切だと気付きました。患者様に会える時間を有効に利用して、患者様自身の言葉を大切にして、今後の実習や将来の自分の看護職に活かしていきたいと思います。